ContextCapture Editor

「円柱をフィット」ツール設定値

「円柱をフィット」ツールを使ってポイントクラウドを分析し、円筒形の断面をポイントクラウドにフィットさせることができます。多くのオプションがあり、さまざまな品質のデータを扱う場合に最適です。

設定説明
1点

円柱を表すポイントクラウド上の1点によって円柱を定義します。データの品質が高い場合に適しています。1つの点を使用して、パイプ領域のポイントクラウドを選択します。シード領域内のポイントクラウドが分析され、それに合わせてパイプが描かれます。結果を改善するために、シード領域と平均平方根(RMS)値の調整が必要になる場合があります。

3つのポイント

3つの点によって円柱を定義します。点1でパイプの始点、点2でパイプの終点を定義し、点3でパイプの半径を定義します。データの品質が低い場合に使用します。片側の端で1つの点を選択し、反対側の端で次の点を選択し、もう1つの点でパイプの半径を大まかに指定することで、パイプの概形が定義されます。パイプは、その領域内のポイントクラウドにフィットするように描かれます。

パイプラン

多数のパイプセグメントを定義した後、必要に応じてエルボーを定義します。データの品質が非常に高い場合に適しています。1回の操作で複数のパイプセグメントを配置することができます。1つの点を指定してパイプセグメントを選択します。完了するまで、パイプの延長上に沿ってこの操作を続けます。「エルボーを作成」が選択されている場合、パイプの配置が完了するとエルボーが配置されます。

最大RMSエラー

ポイントクラウドを処理するときに許容される最大2乗平均エラー。

出力先

出力タイプを定義します。

ソリッド

ソリッドオブジェクトが生成されます。

サーフェス

サーフェスオブジェクトが生成されます。

中心線

パイプの中心に沿って線が生成されます。

半径で注釈を付ける

パイプ半径を記載した注釈が生成されます。

RMSで注釈を付ける

平均平方根値を記載した注釈が生成されます。

エルボーを作成

「パイプラン」を使用した場合にエルボーが作成されます。

グループ化形式
円柱をグループ化する方法を指定します。
  • 図形セル
  • 図形グループ
シード領域

処理の対象となる領域または体積を定義します。

自動

自動的にシード領域が判断されます。

手動

指定したパラメータを使用して、手動でシード領域を定義します。この値は、測定ツールを使用してモデルから選択できます。「シード領域を表示」ツールを使用すると、動的にマウスポインタ上の領域のサイズをプレビューすることができます。

方向を拘束

次のオプションから選択します。

不要

出力に制限はありません。

Hz/Vz

出力を水平または垂直に限定します。

Hz/Vz ACS

出力を補助座標に対して水平または垂直に限定します。

すべてのポイントクラウドを使用

アタッチされたポイントクラウドをすべて操作に使用します。

キー入力コマンド: POINTCLOUDADV EXTRACT CYLINDER

1つの点を使う方法

1つの点を使用して、パイプを表すポイントクラウド内の点を選択します。シード領域内のポイントクラウドが分析され、それに合わせてパイプが描かれます。結果を改善するために、シード領域とRMS値の調整が必要になる場合があります。

3つの点を使う方法

片側の端で1つの点を選択し、反対側の端で次の点を選択し、もう1つの点でパイプの半径を大まかに指定することで、パイプの概形が定義されます。パイプは、その領域内のポイントクラウドにフィットするように描かれます。

パイプラン

1回の操作で複数のパイプセグメントを配置することができます。1つの点を指定してパイプセグメントを選択します。完了するまで、パイプの延長上に沿ってこの操作を続けます。「リセット」をクリックすると、パイプが連結されます。「エルボーを作成」が選択されている場合、パイプの配置が完了するとエルボーが配置されます。